修学旅行の振り返り
先週行った修学旅行の振り返りを行いました。生徒たちは自主研修や平和講演などのメモを見ながら,各学習のまとめをしたり,感想を書いたりました。
生徒の感想を紹介します。
Aさん(知覧特攻平和会館での平和学習の感想)
幅広い年齢の方々が,特攻隊員となって尊い命がなくなってしまった「戦争」という時代がまずあったことが恐ろしくてたまりません。大事な家族・恋人・友人などをおいて特攻するのはどんなに辛かったことだろうと思います。言葉に出来ないほどに残酷な運命だと心に刺さります。私たちは,戦争で国のため,周りのたくさんの人のために命を絶った,隊員方を忘れてはならないのです。そのために,明日生きようにも生きられなかった1036人の若者たちの分まで,希望をもって,1つの命を大切にしていきたいです。
Bさん(1日目の振り返り)
今日の平和学習で命の尊さと親子の絆について学ぶことができた。特に共感した部分は「(当時)女性は弱いと言われていたが,お母さんは強い!」というところ。本当にそうだと思う。戦時中に赤ちゃんを生んだり子育てをしたり。大変なんだけどいつも子どものことを第一に考えてくれる。とてもかっこいいです。私もそんな人に,そんなお母さんになりたい。そしてすごいと思ったのが友情。友達のために命かけることができるのはとてもすごいことだと思った。
自主研修では,決まりを守り友達と仲良く最後まで一生懸命行動できたが,時間を守れなかった。城山自然遊歩道出口から照國神社に行くのに迷子になり,遠回りをしてしまった。しかし,迷子になったとき,タクシーの運転手の方に聞くと,優しく丁寧に教えてくれた。また,市電に乗る際,この市電で良いのか迷っているとき「どこへ行くの?だったらこの電車だよ。市役所の次だからね」と教えてくれた。そして五千円札しか持っていなくて,千円札専用の両替機で困っていると,千円札五枚と両替をしてくれた。本当に感謝しかない。これが『結いの精神』だなと感じた。良い経験が出来よかった。今度は私たちが恩返ししていきたい。
Cさん(2日目の振り返り)
テーブルマナー。最初は緊張したが,講師の先生が優しかったのでリラックスできた。どれもおいしかったが,特においしかったのがパンとお肉とデザート!もうほっぺたが落ちました(笑)。デーブルマナーはどこに行っても必要だと思うから,今日習ったことをしっかり生かしたい。
Dさん(2日目の振り返り)
昨日バスの中でバスガイドさんの話を聞かず,少ししゃべってしまった。しかし今日はしっかりと聞くことができた。バスの中ではゲームをしたり,たくさんのことを教えてくれた。動物園では,時間内に戻ってくることができたので良かった。
生徒たちの感想には,旅行会社の方やお世話になった各施設の方々,街でお世話になった方々への感謝の気持ちがたくさん綴られていました。お世話になった方々,本当にありがとございました。